「考えすぎる前にこれを見て」-ハリー・フーディーニ-
2024/5/27 公開
プリンスエア(Prince Ea – アメリカのラッパー)が伝説の奇術師ハリー・フーディーニのエピソードをもとに「考えすぎること」についてお話しています(元ネタは動画です)。
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これからご紹介するのは、奇妙ですが実際にあった話です。
伝説の奇術師ハリー・フーディーニは、かつて世界中のどんな牢屋からでも脱出できると言っていたそうです。
※ハリー・フーディーニ(Harry Houdini)は「脱出王」の異名を取ったアメリカ合衆国で名を馳せた奇術師。
普段着のまま独房に入っていって脱出を試みるわけですが、
「1時間もあれば、抜け出すことは全く難しいことではない」と言い放ったのです。
さて、南部にある古い刑務所がフーディーニの話を聞きつけて、彼の挑戦を受けることにしました。
脱出チャレンジの当日は、たくさんの見物人が刑務所の外に駆けつけました。
フーディーニは自信満々に刑務所の中に入っていき、独房に足を踏み入れると背後で鉄格子が閉められました。
フーディーニが最初にしたのは、コートを脱ぐことでした。
それから、不思議な事に自分のベルトも外したのです。
フーディーニのベルトの中には、10インチの長さの丈夫かつ柔軟性のある鉄の棒が隠されており、それを使って脱出作業に取り掛かり始めました。
最初は自信のあったフーディーニでしたが、1時間後には全身汗びっしょりになり、2時間が経過したころにはフーディーニはガッカリした様子でドアにもたれ崩れ落ちました。
その時に(もたれた勢いで)ドアが開きました。
なぜドアが開いたかというと・・
実は、そのドアは最初からカギが掛けられていなかったのです。
おかしいですよね?
ドアにカギは掛けられていました。
フーディーニの頭の中では、しっかりと完全にカギが掛けられていたことになっていたのです。
あたかも世界最高のカギ師が作ったカギが、そこに掛けられていたかのように。
(フーディーニが勝手に鉄格子に鍵がかかっていると思い込んでいただけで、実は看守が最初から善意で鍵を開けてくれていた?)
頭で考えることには、とてつもないチカラが宿っています。
皆さんの人生には、自分では掛かっていると思っているのに実際には掛かっていないカギが何個ありますか?
考え過ぎることで、自分が精神面で牢屋に閉じ込められてしまった事はありませんか?
本当はごくシンプルな解決法があるにもかかわらず。
古代アフリカの格言には、「敵が自分の内側にいなければ、自分の外にいる敵は何も危害を加えることはできない」というものがあります。
皆さんの頭の中にある考えというのは、人生で直面する最も強い影響力を持っています。
それはあなたにウソを吹き込みます。
「それはできない」と言ってきます。
「自分には無理だ」と刷り込んできます。
そんな事をするために生きているのではない、
成し遂げるには自分では役不足だ、とか。
もう先へは進めない、
何も力が残っていないから、など。
そういう声は聞き流して、そのまま進み続けることが必要なんです。
フーディーニの例から見て取れるように、私たちの人生に掛けられてしまう唯一のカギは、頭の中にある自分の考え方だけなのですから。
現実の世界ではドアは開いています。
ただそこに足を踏み入れていけばいいだけなのです。
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YouTubeの↓の動画を翻訳サイトで日本語翻訳してみました。(外部リンク)
BEFORE YOU OVERTHINK, WATCH THIS (2024) (youtube.com)