東北地方のほとんどが2000年に比べると出生数が半減
2024/04/24 公開
日本全体の出生数が毎年減っていますが、地域別に見ると特に東北地方が激減していることが分かります。
東北地方は青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県の6県からなりますが、2000年と2022年の各県の出生数を比較すると、ものすごく子供が生まれる数が減っているのが分かります。
2000年 | 2022年 | 減少数 | 減少率 | |
青森県 | 12,920人 | 5,985人 | -6,935人 | 54% |
岩手県 | 12,410人 | 5,788人 | -6,622人 | 53% |
秋田県 | 9,007人 | 3,992人 | -5,015人 | 56% |
宮城県 | 22,154人 | 12,852人 | -9,302人 | 42% |
山形県 | 10,919人 | 5,674人 | -5,245人 | 48% |
福島県 | 20,332人 | 9,709人 | -10,623人 | 52% |
宮城県と山形県を除いて各県とも減少率が50%を上回っており、いずれも出生数が半減していることが分かります。
たった20年弱でこの減りようです。
このままいけば子供の数がますます減り、高齢化によってどこもかしこも高齢者だらけになる未来が待っています。
少子化の主な原因は、やはり若い人の子供を産む数が減ったことと(自然減)、県外へ転出する人が増加して子供を産める若年層が減ったこと(社会減)によります。
ちなみに東京は100,209人→91,097人で減少率は9%、沖縄も16,773人→13,594人で減少率は19%とどちらも低水準です。
「東北やばくないですか!?」
私は東北県民ではないので、東北県民がこの状況をどのように考えているのか気になるところです(よけいなお世話だと怒られそうですが・・)。
地域別の出生数を確認したところ、特に東北地方の減少が顕著だったので記事にしてみました。